デイサービスを使えば介護の負担が減るって本当?利用者家族の体験談を交えて、サービス内容・費用・選び方のポイントをわかりやすく解説します。
デイサービス(通所介護)とは?自宅介護を支える心強い味方
在宅介護を続けていると、「誰かに少し頼りたい」という瞬間が必ずあります。
そんなときに頼れるのがデイサービス(通所介護)です。
デイサービスは、日帰りで高齢者を施設に送り、食事・入浴・機能訓練・レクリエーションなどを受けられるサービスです。
要支援1~要介護5まで幅広く対応しており、介護保険で利用できます。
この記事では以下の内容を解説します
・デイサービスの基本的な仕組み
・利用料金とサービス内容
・筆者の家族の実体験
・良い事業所を選ぶ5つのポイント
実体験:週3回のデイサービスが母と私を救ってくれた
筆者の母は、脳梗塞の後遺症と軽度認知症で要介護2と認定されました。
最初は在宅で対応していましたが、日中一人で置いておくことが不安で、デイサービスの利用を決断しました。
利用を始めてからは、母は仲間と笑顔で過ごす時間が増え、私自身も日中の時間が確保できるようになり精神的に楽になりました。
とくに入浴介助は家では難しかったので、プロに任せられる安心感は非常に大きかったです。
デイサービスの利用条件と申し込み方法
デイサービスを利用するには、要介護(または要支援)の認定が必要です。
- 地域包括支援センターまたはケアマネジャーに相談
- 利用希望の施設を見学・体験
- 利用スケジュールや回数を調整して契約
要支援の方には「介護予防通所介護」が、要介護の方には「通所介護」が用意されています。
デイサービスの費用と内容
費用は介護度や回数、サービス時間によって異なりますが、以下が目安です。
- 1回あたりの自己負担:500円〜1,500円程度(1割負担の場合)
- 送迎費・入浴料・食費など:別途必要
提供される主なサービス:
- 送迎(自宅〜施設)
- 健康チェック・服薬管理
- 入浴・食事・排泄介助
- リハビリ(機能訓練)
- レクリエーション・趣味活動
デイサービス選びで失敗しない5つのチェックポイント
- 施設内の雰囲気:明るさ・清潔感・職員の挨拶
- 入浴対応:個浴か機械浴か、清潔かどうか
- リハビリの有無:理学療法士がいるか
- 認知症対応:専門知識のある職員がいるか
- 送迎エリア・時間帯:自宅から通いやすいか
活用術:デイサービス+αで介護を乗り切る
デイサービスだけで介護が完結するわけではありません。
例えば以下のように、他サービスと組み合わせると負担軽減になります。
- 訪問介護との併用
- ショートステイと組み合わせた週休設計
- 見守りセンサーや介護記録アプリの導入
ブログを活用して「介護記録」を家族で共有しよう
筆者は、母のデイサービスの記録や、良かった事業所・イマイチだった点などをブログにまとめてきました。
他の家族と情報を共有したり、地域の介護情報を発信する場としてブログは非常に便利です。
自分で始めてみたい方は、簡単に使えるサーバーサービスを活用してみましょう。初心者でも始めやすく、広告なしで運用できます。
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まとめ:デイサービスは「介護を続ける」ための強力な選択肢
デイサービスは、介護をひとりで抱え込まないための重要な手段です。
家族も本人も安心できる時間を作ることで、在宅介護が継続しやすくなります。
「まだ早い」と感じる前に、一度見学や体験をしてみることをおすすめします。
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